台湾で美容整形・・・?
美容整形と言えば「韓国」と思う方は多いはずです。韓国は「美容整形大国」ともいわれ、世界でもトップクラスの美容整形数を誇ります。そのため、質の良いクリニックも多数あるり、韓国国外からも多くの人が整形目的に韓国を訪れています。
しかし最近、年間190万人近い日本人が旅行へ行く「台湾」も、美容整形で注目される場所となってきました。
台湾はLCCも飛んでいるのでとても安い旅行費用で行くことができるうえ、「親日家が多い」「日本語が通じやすい」「衛生面で安心できる」など、初めて海外へ足を運ぼうと考えている人にはピッタリなところです。
実は台湾、韓国に負けないほどの美容整形激戦区。多くの医師が韓国やアメリカにて美容整形の技術を学び、ハイテク技術を使用して施術をしています。
「毛」の悩みを根本解決!「曼都毛髪移植中心」に行ってみた
台北の中心部、MRT松江南京站駅1番出口から徒歩2分。ビルの7階にあるのが、今回取材させていただいた「曼都毛髪移植中心」です。
台湾で有名な美容室チェーン「mentor」グループが展開した、「毛」に重点を置いた美容整形外科で、一般美容整形はもちろんですが、一番の特色は毛髪移植です。
導入したばかりの最新技術と院長の豊富な執刀経験が高く評価されていて、眉毛、まつ毛、髪の毛など、毛に関する悩みはここですべて解決できます。
クリニックに入ると、落ち着いたシックな空間が広がっています。少しゴージャスな雰囲気もあり、美容意識を高めてくれそうです。
そしてこちらが院長の李瑞田医師。
美容整形界に入る前は、台湾の大型病院にて整形外科主治医を務めていました。「メス」の技術を問われる外科医師出身の、信頼できる院長です。
プレゼンテーション中の笑顔を一枚。
毛髪移植って何?
今回取り上げる毛髪移植は、「髪の毛」「まつ毛」「眉毛」「ヒゲ」などの毛に関する悩みを解決する手段の一つです。
例えば男性の薄毛。日本では人工的な毛を埋め込んだり、かつらを使ったりなど、「人工的な物質」を使って薄毛をカバーすることが一般的です。
また女性であれば、マツエクなど、化学物質をつかった“のり”で人工まつ毛を直接皮膚に貼り付ける方法が一般的です。
しかし、もし仮に「自分の毛」を移植できたら、、、そう考える人も多いはず。
ここ曼都毛髪移植中心では、ホルモンに左右されない後頭部の毛髪を「髪の毛」「まつ毛」「眉毛」「ヒゲ」に移植することができるのです。
薄毛に悩んでいる方も、後頭部だけは毛が残っていることが多いと思います。後頭部は男性ホルモンに影響されない部位であるため、生きた毛根が残りやすいのが特徴です。
これらの技術は、「薄毛を直したい」「まつ毛を濃くしたい」「ヒゲがほしい」などといった方をはじめ、交通事故等で毛を失ってしまった方に、多く利用されています。
現状の毛髪移植法
現在主流の植毛方法には「FUE」と「FUT」と呼ばれる2つの方法があります。
どちらも後頭部の毛根を必要な箇所へ移植するというもので、毛髪に関わらず、まつ毛や眉毛、ヒゲの移植も行っています。
FUEは下の写真のように、マイクロサージと呼ばれる針を使い毛根一つ一つを取り出し、それを移植する方法です。
この方法のメリットとして、一本ずつ取り出すため傷が残りづらく、術後に負担がないことが挙げられます。
しかしその反面、時間や費用がかかってしまうのがデメリットになっています。
一方、FUTは下の写真のように、頭皮の一部を全体的に切り出し、その頭皮を、顕微鏡を使いながらそれぞれ1本1本に分けた後、移植するというものです。
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メリットとしては手術時間が短く済むこと、費用が比較的安いことですが、やはり、痛みを伴い、傷が残ってしまうデメリットがありました。
このクリニックが導入した「最新植毛技術」
これまで人の手で一本一本植毛を行なっていましたが、やはり時間と労力がかかる手術となり、医師や患者の負担が大きかったのが現状でした。
そこでこのクリニックが導入したのは「植毛ロボットARTAS」というもの。
今回は手術室に実際に入らせていただきました。「手術室」と聞くと、大型病院の手術室を想像しますが、
中は明るく、歯医者の治療室のような雰囲気でした。
さまざまな手術を行うこちらのお部屋。
その一角に、今回導入した植毛ロボットがありました。
AIやレーザーを駆使して患者の頭皮の硬さや角度などを測定し、針を刺す深さ等を自動的に判断できるのが特徴です。
また、医師が直接毛根を取り出すより大幅に時間を短縮することができ、患者への負担もとても少ないのがメリットです。
また、医師の負担を大幅に軽減することが、植毛の結果にもつながります。
何だか未来的でかっこいい器械です。これが毛髪移植用のロボットだとは思えない。。。。
植毛後は?
上記の技術を利用した植毛は、人工的な毛髪を埋め込むのと違い「生きた毛」であるため、植毛後の箇所からまた伸び始めます。そのため頭髪をまつ毛などに移植した場合、定期的なお手入れが必要になります。
また、移植した毛髪はすべてが定着するわけではありません。何パーセントかは抜け落ちてしまいますが、そこは移植する医師の手によって大きく変わってきます。
曼都毛髪移植中心の李院長が選ばれている理由として、この移植後の定着率が非常に高いという評価があるそうです。
上の写真は移植前と後の髪の毛の様子。生え際がしっかりと戻ってきました。
今回の取材でも、実際に手術を受けたご本人と対面。
手術を受けたお話を聞くことができましたが、ほとんどの髪の毛が定着しており、植毛とはまったくわかりません(自分の髪の毛だから当たり前ですが…)。
まとめ
毛髪移植はすでに技術が確立して安心できるものです。台湾では多くのクリニックで行っています。
現在、最新技術である植毛ロボットARTASを導入しているクリニックは非常に少ないため、確実な施術を受けるなら曼都毛髪移植中心が良いでしょう。
今回は3つの移植方法をご紹介しましたが、すべてのケースで植毛ロボットARTASを利用するわけではありません。
移植を考えている方は医師とのカウンセリングの際に、費用や時間、症状を考慮して選ぶことができます。この3つの方法すべてを選べるのも、このクリニックならではの特徴です。
下記フェイスブックもしくはツイッターからのメッセージは、日本語の問い合わせにも対応しているので、気になる方はぜひ、問い合わせだけでもしてみてください!
◆曼都毛髪移植中心◆
104台北市南京東路二段76號7樓 (MRT松江南京駅 一番出口を左に徒歩2分)
営業時間:月曜日~金曜日:12:00-20:00 土曜日:10:00-15:00
ホームページ(中国語):https://hairtaiwan.com/
Facebook(日本語可):https://www.facebook.com/EyelashTransplant.TW/
Twitter(日本語可):https://twitter.com/eyelash_dr
電話番号(中国語):+886-2-2568-1122
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